本書はアンドロイドに植え付けられた色欲について、SFをヒントに考えるものです。 「もしラブドールが妊娠したら」という仮定のもと、実際に某有名企業のラブドールをモデルにマタニティ・フォトを撮影した、アーティスト:菅美花さんのインタビューも掲載! 80件を超える参考文献リストもついています。 アンドロイドと性愛の最も大きな問題は、人権問題やそもそも性愛が成立するかの是非以前に、色欲を植え付けられヒトに放置された彼/彼女らの末路である。 そんな彼/彼女らはどのように性的欲望を充足するのだろう。 ヒトによる擬人化の罪は意識されないまま、未来へと引き継がれていく。 この本はスペキュラティヴ・デザイン(未来を批評するデザイン)のプロジェクトの一環として発行されました。 ※バーチャルマーケットでは購入できないという報告が上がっています。可能であればBOOTHからの購入して頂けますとスムーズです https://361deg.booth.pm/items/781384